ドローンでいわきFCを強化! センシンロボティクスとドームがスポーツのドローン活用で協業

 株式会社センシンロボティクス(東京都渋谷区)と株式会社ドーム(東京都江東区)は27日、スポーツ分野のドローン活用において協業に合意したと発表した。

 今回の協業で、センシンロボティクスのドローンソリューションとドームの持つアスリートサポートに関する知見の相互利用を進め、スポーツ分野における新たなビジネスモデルの創出を目指す。

 発表によれば、協業の第一弾として、ドームの関連会社である株式会社いわきスポーツクラブ(福島県いわき市)が運営するサッカーチーム「いわきFC」(東北社会人サッカーリーグ1部)のフォーメーション戦術に関する分析を行う。試合や練習を上空から撮影することで、これまでにない視点からプレーをチェックし、より高度な戦術構築や技術指導の質の向上が見込まれるという。

ドローンでいわきFCを強化! センシンロボティクスとドームがスポーツのドローン活用で協業 写真

ドローンでいわきFCを強化! センシンロボティクスとドームがスポーツのドローン活用で協業 写真

 ドローンを利用して取得できる主なデータは、ピッチ全体の俯瞰映像、ボールの動き、選手間の距離、状況別ポジショニング、ゴールシーンの振り返りなどで、将来的には撮影した映像をデータベース化し、映像共有をしながらの戦略策定などにも対応する予定だ。

 また、ドローンで撮影した映像を配信することで、スポーツファンへの新たな視聴体験の提供にも取り組むとしている。

 ドームの関連会社いわきスポーツクラブは、2015年12月にいわきFCの運営権を取得したあと、「スポーツを通じて社会価値を創造する」をビジョンに掲げ、スポーツによる地方創生を目指すなど、数々のユニークな取り組みを行っている。

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