東北最大級のコワーキングスペース「enspace」にて、顧客管理アプリ「TAISY」の実証実験がスタート！

　株式会社funky jump(仙台市青葉区)は同社が運営するコワーキングスペース向け顧客管理アプリ「TAISY」β版の実証実験を、株式会社エンライズコーポレーション(東京都渋谷区)が運営する東北最大級のコワーキングスペース「enspace」で行うことを公表した。

　同サービスは、コワーキングスペースの運営者が集めてきた情報を簡易的に記録・共有できることが特徴のアプリ。これまで多くのコワーキングスペースで業務中たくさんの人と交流するため、「誰と何を話したか覚えることが難しい」、「すぐに人の顔、名前が出てこない」といった声が運営者から上がっていた。同社はこういった実状から、「PCを使わず隙間時間で入力が簡単に完了できる」アプリの開発を進め、実証実験をenspaceで今回行うこととなった。

　実証実験では、サービスをenspaceへ「ログ・共有」のツールとして導入することにより、クローズになりやすい情報をリアルタイムで共有できるようになる。これにより情報の整理・共有だけではなく「スタッフの時間捻出」そして「教育ツール」として活用する考えだ。また、TAISYによってコミュニティ内の人が持っているスキルや課題が見える化され、コミュニティマネジャーによるマッチングを通して運営者、利用者のビジネスが飛躍的に加速することも期待される。今後は実証実験を踏まえてさらなる機能実装を進め、正式リリースに向けたサービス開発・改善をしていくとしている。

【実証実験の内容】
■期間　2019年12月1日〜2020年3月1日
■場所　東北最大級のシェアオフィス・コワーキングスペース enspace
■目的　「コワーキングスペース内における、利用者とコミュニティマネージャー間のコミュニケーションの記録・管理がうまくいっていない」という課題に対してTAISYが記録・管理ツールとして日々の業務に導入可能なものかどうかを、実際の業務内にて検証予定。