【岩手】田野畑山地酪農牛乳&福田パンがコラボ!山地酪農牛乳のおいしさあふれるクリームパンを福田パン直営店で販売スタート!

 田野畑山地酪農牛乳株式会社(岩手県下閉伊郡、以下同社)と有限会社福田パン(岩手県盛岡市、以下福田パン)は、同社の牛乳をふんだんに使用した牛乳クリームのパンをコラボ開発。7月13日より販売を開始し、売れ行きも好調となっている。

 福田パンの福田社長は、田野畑山地酪農を運営する吉塚代表の山地酪農への情熱や、家族との向き合い方に以前から強い憧れを持っており、牛乳クリーム開発のオファーを申し出たところ、快諾をもらったため本商品の開発に踏み切った。

 通常の牛乳クリームでは牛乳の割合が多くても20%程度のところ、試行錯誤を重ねた結果、山地酪農牛乳の使用割合を44%まで引き上げることにより、甘さ控えめながら牛乳のおいしさを引き立てることに成功。牛乳クリームも、片面ごとにピンポン玉約1つ分と、贅沢に使用している。当初8月の販売予定だったが、1か月早めての発売に至った。価格は1個税込169円で、盛岡市と矢巾町にある福田パン直営3店舗で購入可能だ。

 両社は、「新型コロナウィルス感染拡大の影響により世の中暗い話題が多いと感じるが、たくさんの人に少しでも笑顔と明るさを届けたい」、「私たちもこれからがんばる起爆剤にしたい」との願いを込める。

 今回の企画を主導する福田パンは、1948年創業の老舗パン製造・販売会社。主力商品のコッペパンはソフトな口あたりで、あんバターやクリームとジャムなどのペースト系のほか、惣菜など数十種類の組み合わせをお客が自分で選ぶオーダーメイド方式が人気。近年では全国からも客が押し寄せるほどだ。リーズナブルな価格も魅力の一つで、商品は直営店舗のほか市内のスーパーマーケットや学校の購買にも置かれ、盛岡市民のソウルフードとして長く愛されている。

 牛乳クリームの原料となる山地酪農牛乳は、平地ではなく自然な状態の山で牛を飼育するのが大きな特長。この農法を採用している酪農家は、全国でもわずか3件と発展途上の段階だ。四季を通して多種多様な野草を食べ、ストレスなく育つ乳牛からは、濃厚で甘い味わいながらも後味が爽やかなミルクが採れることで、根強いリピーターも多い。無農薬かつ無添加であることから、「安心・安全」な牛乳であるとともに、がんの予防やダイエットにも効果があるとされている共役リノール酸やビタミンE、βカロチンも豊富に含まれているのもポイントだ。

★牛乳クリームパンに使用された田野畑山地酪農牛乳は、以下サイトから購入可能★

<田野畑山地酪農牛乳 製品販売サイト>

https://yamachi.official.ec/

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