学習アプリ「Monoxer(モノグサ)」をベスト個別学院が導入 学習マネジメントに活用

 モノグサ株式会社(東京都千代田区)は25日、同社の開発・運営する学習支援アプリ「Monoxer(モノグサ)」が、株式会社Global Assist(宮城県仙台市)の運営する個別指導塾ベスト個別学院の全校舎で導入されると発表した。

 MonoxerはAIを活用した記憶定着のための学習アプリ。教師が覚えてほしい学習内容を登録すると自動で問題が生成され、生徒はスマートフォンやタブレットのアプリを使って繰り返し学習が可能となる。学習のタイミングや演習量などの学習データがクラウド上に蓄積されるため、生徒個人の習熟度や忘却度に応じた指導に活用できる。同社によれば、同塾がMonoxerを導入した背景には、学習マネジメント体制の見直しがある。生徒の更なる学習能力向上や進路希望実現にあたって課題を抱えていた従来の紙ベースのマネジメントではなく、データがクラウド上で集計・解析され、正確な学習状況やプロセスがわかるMonoxerを導入することに決めたという。

 同塾では既に一部校舎で学習データを活用し、家庭での学習状況に応じて教室でのカリキュラムを柔軟に変更するなど、データに基づいた個別指導を推進。今後は学習状況だけではなく、Monoxerが算出する記憶度等のデータを活用し、これまで以上に生徒一人ひとりに最適な個別指導体制を構築していきたいとしている。

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