福島の花火師たちが結集!双葉町で初の大花火大会が9月28日に開催

 9月28日(土)、福島県双葉町で「双葉花火」が初開催される。東日本大震災の津波と東京電力福島第1原発事故で甚大な被害を被った双葉町の活性化に繋げようと、福島県内の花火師たちが所属する福島煙火協会が主催。一尺玉を含めた約5000発の打ち上げを予定しており、福島県内最大規模の花火大会となる。

福島の花火師たちが結集!双葉町で初の大花火大会が9月28日に開催

「双葉花火」は、双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館を会場に実施する。当日は15時よりインバウンド観光客向けに日本の食や文化を楽しめる企画、18時からは花火打ち上げをそれぞれ開始する。

福島県内の花火師たちが総力を結集し、音楽に合わせて花火を打ち上げるミュージックスターマインや、震災の記憶を伝えることをテーマに制作された絵本「きぼうのとり」の朗読に合わせたものなど、70分ほど打ち上げるという。観客に快適に鑑賞してもらうため、観覧席をすべて有料にした。

主催の福島煙火協会によると、イベントを通じて被災地の今を知ってもらうことを目的とした上で、地域の関係人口の拡大と新たな観光資源の創出のため、次年度以降の継続開催を目指すとされている。

【開催概要】
名称:福島から世界へ 花火が織りなす平和のシンフォニー「双葉花火」
開催日:2024年9月28日(土)
15:00~ 開場 おもてなし企画「ふくしま食と文化のハーモニー」など 
18:00~ 花火打ち上げ ※荒天中止
会場: 東日本大震災・原子力災害伝承館
[花火観覧エリア]東日本大震災・原子力災害伝承館裏広場
[花火打ち上げエリア]福島県復興祈念公園予定地
公式サイト:https://futaba-hanabi.jp/

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