ElevationSpaceが、プレシリーズBラウンドで総額11億円の資金調達を実施！日本初の民間主導による再突入衛星「あおば」打ち上げ等、事業の拡大へ

　株式会社ElevationSpace(宮城県仙台市)は、プレシリーズBラウンドにおいて、総額11億円の資金調達を実施した。創業以来の累計調達額は、37億円に達したとしている。

　
同社は2021年2月の創業以来、「誰もが宇宙で生活できる世界を創り、人の未来を豊かにする」というミッションの下、日本が世界に誇る再突入・回収技術をベースとした、宇宙から地球への新たな輸送サービスの開発に取り組んできた。

今回の資金調達では、既存投資家を含む8社を引受先とする第三者割当増資と、金融機関からの融資の総額11億円とされる。創業以来の累計調達額は37億円にのぼるという。

資金調達を受け、現在進行中の、宇宙環境利用・回収プラットフォーム「ELS-R」および有人拠点からの高頻度物資回収サービス「ELS-RS」の事業・開発体制を大幅に強化するとしている。

そして、2026年後半以降に計画する、日本初の民間主導による再突入衛星「あおば」打ち上げに向けてのフライトモデル製造、宇宙戦略基金の獲得を含む「ELS-RS」本格開発と事業化を加速するという。

同社では「これらの取り組みを通じて、宇宙から地球への新たな輸送インフラの確立に向け、着実に歩みを進める」としている。