【宮城県女川町】鮮冷×Antway!「つくりおき.jp」の製造先パートナーとして業務提携契約を締結
株式会社Antway(東京都千代田区)は、手作りの惣菜を家庭に冷蔵で届けるサービス「つくりおき.jp」の製造パートナーとして、宮城県内で水産業を営む鮮冷(宮城県女川町)と業務提携契約を締結した。豊かな魚種で知られる女川町で培った水産加工のノウハウにAntwayから提供される製造ノウハウを掛け合わせ、東北エリアの新たな製造拠点としての役割を担う。これにより、東北エリアでのサービス拡大へとつなげる狙いがある。
Antwayは2018年に設立。共働き世帯やひとり親家庭の増加を背景に、2020年から専用キッチンで手作りしたお惣菜を、毎週家庭に冷蔵で届けるサービス「つくりおき.jp」を展開してきた。2024年10月には累計提供食数1600万食を突破した。
鮮冷は2023年の設立から鮮魚販売・水産食料品製造事業を展開。東日本大震災の経験から、賞味期限が長い常温商品や食器が不要なトレーパックの商品などを積極的に開発・製造している。近年は地元における水揚げ量の減少という課題に直面し、新たな事業領域への展開を模索してきた。今回の業務提携により、地域の雇用増加、地域経済や水産業の活性化も目指していく。
鮮冷の石森洋悦代表取締役は「設立以来培ってきた製造技術と安全な食品づくりの取り組みを活かす進化であり、新たな市場においてお客様に満足していただける機会拡大の好機と信じております」とコメントしている。
ピックアップ記事
IMPACT STARTUP特集
テック系スタートアップと連携して新たなビジネスを創出!「Startup×テクスタ宮城 キックオフワークショップ-CreateSynergy-」が12月1日開催
IMPACT STARTUP特集
「東日本大震災を経験した東北から、防災環境の改善に繋げるデジタルインフラを生み出す」仙台の防災テックスタートアップ・プライムバリュー株式会社の事業と想い【東北IMPACT STARTUP】
TOHOKUイノベーター