都道府県初のバーチャルマーケット出展!山形県が「山形のうまいものメタバース展示会」を開催
山形県は、2024年12月7日(土)~22日(日)にかけ、株式会社HIKKY(東京都渋谷区)が開催する「バーチャルマーケット2024 Winter」に出展する。都道府県がバーチャルマーケットに出展するのは、今回が初となる。
バーチャルマーケット(通称:Vket/読み:ブイケット)は、メタバース上にある会場で、アバターなどの3Dアイテムや、洋服・PC・飲食物などのリアル商品を売り買いできるイベントで、2018年に初開催された。今回の「バーチャルマーケット2024 Winter」は、通算13回目の開催にあたり、これまでに延べ130万人以上が来場したという。
同県では、対面での商談会を中心に、県産農林水産物を使用した加工食品の販路開拓を支援してきたが、Society5.0時代の到来を見据え、従来の方式にとどまらない販路開拓を検討。物理的な移動を伴わず、24時間いつでも来場可能なバーチャルマーケットへ出展を決めたという。
同イベントのブースでは、「山形のうまいものメタバース展示会」を開催。山形県の特産物であるさくらんぼやラ・フランス、つや姫・雪若丸の3Dモデルや、山形県産の農林水産物を使用した加工食品を紹介する14枚のポスターが展示される。一部の商品は、その場で購入することも可能だ。
また、ブース内では、山形県農産物等のPRキャラクター「ペロリン」に、山形県産のおいしい特産品を食べさせてあげるゲーム『パクパク!ペロリンのグルメフィーバー!』も楽しむことができる。
さらに、来年2月には、メタバース上で商談を行うことができる「山形のうまいものメタバース商談会」も開催。対面での商談会には参加を見合わせていた遠方のバイヤーの参加などにより、新たな販路開拓へつなげることを目指している。