groovesが岩手県・安比高原で、国内初「アドベンチャーツーリズム」を活用したムスリム観光客の受入拡大に関する実証実験をスタート!
株式会社grooves(東京都港区)は、日本有数の雪質を誇り、グローバルなスノーリゾート事業を展開する安比高原(岩手県八幡平市)にて、ムスリム市場開拓に向けた国内初の実証実験を子会社であるGrooves Sdn. Bhd.(マレーシア) とともに実施することを公表した。
温暖な気候に囲まれた地域に住み宗教的制限が多いムスリムにとって、近年日本の雪が関心の高いものとなってきており、スノーリゾートは官公庁が今後の重要施策として掲げるなど、日本のインバウンド観光市場でも重要視されている。
同社はインバウンド数引き上げのためには、スノーリゾートの可能性を自治体や地域金融機関とも連携していくことが必要と考えているが、ムスリム観光客が安心して旅行できるハラル対応済みの場所がまだまだ少ないことが課題となっていた。
こういった背景から、副業人材の紹介事業で大きな実績があり、世界で唯一最大のフリーライドイベント「Freeride World Tour Japan Series 2020(FWT 2020)」の開催地としても選ばれている八幡平市と連携し、ムスリム観光客が安心して旅行できる環境のアピールとフリーライド体験をコンテンツとした実証実験を行うこととなった。
実証実験では「世界のムスリム観光客市場の開拓」および「地域の雇用創出と持続可能なまちづくり」の実現を目的としつつ、今後は同社主要事業であるITを活用した人材支援サービスとも連携し、ビジョンである「働くヒトの未来を創るワークシフトインフラの構築」を目指していくとしている。
【実験詳細】
■期間 2020年2月1日(土)~2日(日)
■場所 岩手県八幡平市安比高原(FWT 2020会場)
■内容
・スノーアクティビティに興味があるムスリムのインフルエンサーを、最大5名招待。
・安比高原でのフリーライド体験、ハラル対応環境での宿泊といったアドベンチャーツーリズムを通じて日本の魅力を感じてもらい、参加者や発信情報を閲覧したムスリム人材の観光・移住・就業への意向形成につながるかアンケート調査を実施。