TikTok、東日本大震災発生から12年目に防災啓発・震災伝承プロジェクトを実施~宮城・福島の公的機関やウェザーニュースと連携
ショートムービープラットフォーム「TikTok」は、東日本大震災より12年目となる2023年3月11日に合わせ、防災啓発・震災伝承プロジェクト「#防災いまできること」を実施した。宮城県や福島県浪江町等の公的機関、世界最大の民間気象情報会社ウェザーニュースと連携し、ショートムービーを活用したプロジェクトだ。
TikTokが宮城県と協働で制作したショートムービーでは、震災の記憶や教訓を伝える若者たちが自らの活動について紹介し、震災伝承のメッセージを寄せた内容となった。3月12日(日)に宮城県仙台市で開催された「第3回世界防災フォーラム」内のイベントで上映され、TikTok上でも配信された。さらに同日行われたセミナーでは、災害・防災啓発を目的としたショートムービーの活用事例が紹介された。
またTikTokは福島県浪江町の協力を得て、未来に向けた福島の産業振興・イノベーションや復興後の観光・グルメ・アートといった地場コンテンツをテーマに、ショートムービーを制作した。2023年3月10日(金)より公開され、映像には浪江町の起業・芸創スペース「ナミエシンカ」、復興絵画プロフェクト「FUTABA ART DISTRICT」、道の駅なみえ・請戸漁港といった地域の施設等を紹介している。創造的復興を若年層や震災復興に無関心な層に向けて発信することを目的としている。TikTokは、「今後も公的機関などと連携し、ショートムービーを活用した各種情報発信を積極的に実施していく」としている。
■ TikTok内特設ページ
・#防災いまできること
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