東北大学発のベンチャー企業Co-LABO MAKER、第三者割当増資により約1.9億円の資金調達を実施!

 研究リソースのシェアリングプラットフォームを運営する株式会社Co-LABO MAKER(宮城県仙台市 以下コラボメーカー)は第三者割当増資により、約1.9億円の資金調達を実施した。さらに引受先の一つでもあるアズワン株式会社(大阪府大阪市 以下アズワン)と協業を開始。事業拡大の体制強化をはかることを発表した。

コラボメーカーは東北大学発のベンチャー企業で、企業などの研究者と、研究リソースを持つ大学や企業などのラボ(研究室)をマッチングする「ラボシェアリングサービス」を生み出し、提供している。サービスの対象となる化学・材料・製薬会社等のメーカーが専門的な設備や研究環境を整えるために多大な資金と時間を要することや、一部の大学やラボに資金が集中し、それ以外のところは研究や教育の機会が損なわれるという課題の解決をはかるのが目的。2017年の創業から現在までに、400件以上のマッチングを実現したとされる。

今回の第三者割当増資により集まった資金は、関東地方中心のラボの対応地域や研究分野の拡大、顧客増加のための体制強化にあてる。さらに、理化学機器等を販売するアズワンとともに、サービスの強化をはかるという。また、スタートアップが速やかにPoCをすすめるための支援を行う体制を整え、それに対応する人材の採用を強化する。研究・開発を加速するインフラとなるサービス群を築いていくとされる。

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