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【#障害者を消さない】ヘラルボニーが被災地の障害者のリアルな声を届けるための取り組みを始動

 株式会社ヘラルボニー(岩手県盛岡市)は、2024年1月1日に石川県で発生した令和6年能登半島地震を受けて、被災地にいる障害者のリアルな声を届ける取り組み「#障害者を消さない」を開始した。障害がある人が本当に必要とする支援を多くの人に知ってもらうことを目的としている。

【#障害者を消さない】ヘラルボニーが被災地の障害者のリアルな声を届けるための取り組みを始動

同社は「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、国内外の主に知的障害者作家2000点のアートデータのライセンスを管理し、様々な福祉領域の事業を展開している。

今回の取り組みの原点には、2011年に発生した東日本大震災において、重度の知的障害者たちが避難先を転々とした現実がある。「環境の変化にパニックを起こす」等の彼らの特性が一般に知られておらず、非常時における配慮はまだ十分とは言えない現状があった。

同社では、障害のある人が被災地で本当に必要とする情報を多くの人に知ってもらうことが適切な支援につながるとし、能登半島地震の発生を機に、当事者団体と相談の上で「#障害者を消さない」を始動。避難所などで困難を抱える障害者のためのガイドラインや災害に役立つ情報をまとめた特設webサイト「障がいのある人のための災害ガイドライン」を公開した。

■特設webサイト「障がいのある人のための災害ガイドライン」
https://emergency.heralbony.jp/

さらに彼らが必要とする情報や困りごとについて、SNS「#障害者を消さない」で募集している。ヘラルボニーでは、障害のある当事者だけではなく、多くの人にその声を届けるために、公式アカウント(@heralbony)宛にハッシュタグ「#障害者を消さない」をつけて情報を寄せてほしいと呼びかける。

■ヘラルボニー 公式Xアカウント
https://twitter.com/heralbony

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