【寝具はチカラ】岩手県のふとんや「やよいディライト」、お客様の想いとともに能登半島地震被災地へ寝具を届ける

　令和6年1月1日に発生した、石川県能登半島地震。株式会社やよいディライト（岩手県盛岡市）は、石川県輪島市からの寝具不足の緊急な要望に応え、1月14日午前1時に盛岡市を出発し、「門前健民体育館」への支援物資を届けた。

　「やよいディライト」は地震が発生した1月1日に石川県在住のお客様から連絡を受け、2日からは災害用寝具の制作に取り組んでいた。

東日本大震災や熊本地震では、寒冷な気象条件や避難所の状況が原因で、寒さによる関連死が報告されている。生命を守るためには災害用寝具の提供が不可欠だ。そのため「やよいディライト」では2021年よりお客様からの優しいご支援を元に、羽毛を再生させた災害用寝具を制作している。

東日本大震災の経験を踏まえて、リサイクル羽毛を使用した災害用寝具の制作を開始し、その後「tsumugi」という再生寝具のブランドを立ち上げた。布団を「捨てたくない」、「必要としている人へ使ってほしい」というお客様の想いを大切にし形にしたのが「tsumugi災害用寝具」である。

今回の石川県能登半島地震を受け更なる災害用寝具の開発を進め、被災者の自宅や自治体への普及活動に取り組んでいく。

※リサイクル羽毛を用いた災害用寝具の制作：いしわり

※リサイクル寝具ブランド：
tsumugi-tsumugi PROJECTS TO RECYCLE NATURAL RESOURCES
http://tsumugi-recycle.jp/

◼️支援内容
・寝具20セット
・子ども用毛布、バスタオル50セット
・純綿コットンマスク50セット
・水や非常用食品

株式会社やよいディライトURL：
https://yayoi-living.jp/