山形県最上町の瀬見温泉「ゆめみの宿観松館」-大雨災害からの復旧のためクラウドファンディングを開始

 山形県最上町の瀬見温泉「ゆめみの宿観松館」は、災害による損壊を受けた施設の復旧および施設の再建を目指し、2024年10月9日からクラウドファンディングを開始した。

山形県最上町の瀬見温泉「ゆめみの宿観松館」-大雨災害からの復旧のためクラウドファンディングを開始

同旅館は、2024年7月26日に発生した山形県の大雨災害により、大浴場の露天風呂で床上浸水が発生、浄化槽も土砂崩れにより破損。2024年11月11日の営業再開へ向けて復旧作業を進めている。

クラウドファンディングを通じて得た資金は、大浴場の復旧作業や浄化槽の新設工事に加え、再開後の運転資金やリターンの提供費用にも活用される予定だ。

同旅館の歴史は江戸時代にまでさかのぼり、かつては戸沢藩の城主が利用した温泉宿として栄えた。その後も多くの湯治客に愛され、昭和47年には皇太子殿下、平成14年には天皇、皇后両陛下、平成16年には秋篠宮殿下など、皇族にもゆかりのある由緒正しい宿として知られている。

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