福島県南相馬市からカカオを使用した日本酒「猪口酒 -しょこらっしゅ-」を発売!渋谷スクランブルスクエアでイベントも開催
株式会社haccoba(福島県南相馬市)が運営する「haccoba -Craft Sake Brewery-」から、カカオ飲料“ショコラトル”をモチーフにした日本酒「猪口酒 -しょこらっしゅ-」が2024年10月11日より発売された。11月10日には紀ノ国屋渋谷スクランブルスクエア店での発売記念POPUPイベントも開催される予定となっている。
酒づくりの文化として日本ではかつて、家庭ごとに多彩な素材を使った酒づくりとして「どぶろく」が楽しまれていたが、明治時代以降、酒造が免許制となり、その文化は次第に姿を消した。
同社は、2021年2月に原発事故の避難で一時人口がゼロになった福島県南相馬市小高に醸造所を設立した酒蔵。2023年7月からは隣町の浪江でも醸造所を運営している。発酵文化の源流づくりとして「酒づくりをもっと自由に」という理念の元、伝統的な酒づくりの精神を大切にしながら、ジャンルを超えた創造的な酒づくりに取り組んでいる。
今回発売した「猪口酒 -しょこらっしゅ-」は、ダンデライオン・チョコレートの未利用資源であるカカオハスク(カカオの外皮)とバニラビーンズ、長野県の老舗七味唐辛子店・八幡屋礒五郎の山椒七味を、お米と共に発酵させた新感覚の日本酒となっている。