気仙沼から世界へ。160万人YouTuber「オガトレ」がD2C新ブランド「KESENNUMA GOOD GOODS」を7月1日始動

 YouTuber「オガトレ」として活動する理学療法士の尾形竜之介氏が、気仙沼の“いいもの”を世界に届ける新ブランド「KESENNUMA GOOD GOODS」を始動した。同氏の秘書を4年以上務めてきた共同代表の佐藤光彦氏とともに、7月1日に合同会社KESENNUMA GOOD GOODS(宮城県気仙沼市)を設立。

気仙沼から世界へ。160万人YouTuber「オガトレ」がD2C新ブランド「KESENNUMA GOOD GOODS」を7月1日始動

160万人以上のYouTube登録者を持つ同氏が、これまで展開していた「Gi by OGATORE」の商品事業を再編し、地域発ブランドとして新たに立ち上げた。「気仙沼から、世界の日常へ」をコンセプトに、心と体を大切にできる“いいもの”を通じて、暮らしを支えるライフスタイルブランドを展開する。

同ブランドは「気仙沼の“GOOD”なものを、もっと自由に、まっすぐに届ける」をテーマとする。地元のつくり手と協力し、身体にも心にもやさしいプロダクトを製造・販売する。作る背景やストーリーを重視した発信を行い、ローカルであることを制限ではなく魅力として活かす価値観を軸にしている。

現在展開中の「プロテインバー」や「かつおたんぱっくん」は、気仙沼市内で製造され、気仙沼産の原料を使用した商品だ。今後は市内の製造者・加工業者と連携し、地域資源や技術を活かした商品の共同開発を進める計画。

尾形氏は「これまで『オガトレ』として、ストレッチを通して“伝える”ことを続けてきた。今後はその伝え方を気仙沼のものづくりのために使いたい」とコメント。共同代表の佐藤氏は「地域の事業者の皆さまと力を合わせながら、エシカル&ヘルシーな“本当に良いもの”を気仙沼から追求し続ける」と述べた。

2025年8月には公式ECサイトのオープンとYouTube連動番組の開始を予定している。試食会などのリアルイベントも準備中だ。

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