アドネス株式会社×東北大学で共同研究がスタート!多様化する働き方が健康・生活に及ぼす影響を解明
生成AIイノベーションのグローバルリーダー・アドネス株式会社(東京都新宿区)が、2025年9月より東北大学大学院医学系研究科(宮城県仙台市)と共同で、働き方や学び直しが個人の経済状況・健康・生活に与える影響を科学的に検証する研究を開始した。本研究では、全国規模の調査データを活用し、多様化するキャリア観やスキル獲得が個人や社会に及ぼす影響を、疫学・統計学的手法で分析する。得られた知見は、企業制度設計や教育サービス開発・政策提言へとつなげていくとしている。
デジタル技術の進展や労働市場の変化により、働き方やキャリア形成は急速に多様化している。しかしそれらが経済的成果や心身の健康に及ぼす影響については、科学的知見が十分に蓄積されていない。今回の共同研究は、この課題に対応するためのもの。
同研究は、2020年より毎年実施されている全国規模のインターネット調査プロジェクト「JACSIS/JASTIS研究」(日本全国の18~79歳男女・約3万人が対象)のデータを活用。2025年9月1日から2026年8月31日までの1年間を研究機関とし、キャリア観やSNS・AIスキル、資格取得などが個人の生活や健康に及ぼす影響を、疫学・統計学的に分析する。横断研究と縦断研究を組み合わせ、年齢・学歴・職業・ライフステージなど多様な要因を考慮した関連性を明らかにしていく。
今後、研究成果は、企業の人事制度設計や教育サービス開発、個人のキャリア支援、さらには政策提言の基盤として活用されることが期待されている。