福島県大熊町が、町の未来をソウゾウする「大熊町移住定住ブランドワークショップ」の参加者を募集
福島県大熊町生活支援課では、10月25日に「大熊町移住定住ブランド検討ワークショップ」を開催する。ワークショップは、町の資源やありたい姿について、町に関わる人たちと共に考える場とし、移住や定住につなげたいとしている。
同町は、2011年3月に発生した東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故により、町外への非難を余儀なくされたが、2019年4月より段階的に避難指示が解除された。町では住民の帰還や移住定住の取り組みを推進している。
令和7年度は、町の移住定住に関する広報戦略において、「移住定住に向けたブランドを確立する年」と位置付けているという。
そのため町では大熊町移住定住キャッチコピーを公募し、274件の応募の中から「育つまちで、育っていく」に決定した。
また、ワークショップで現在の大熊町民、かつての住民、町内勤務者、移住を検討中の人、関心がある人など幅広く参加者を募り、対話を通じて町の移住定住のブランド要素を確立するとしている。結果は「大熊町 移住・定住中期戦略」及び「大熊町移住・定住に関する広報戦略」に反映させるという。
同ワークショップは、10月25日(土)13時30分より、大熊町産業交流施設 CREVAおおくまで開催される。募集人数は30名程度。10月21日16時までに、大熊町移住定住支援センターのサイト上の申込フォームからの申し込みが必須となる。