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東北はたらく幸せ研究所が実施した「東北はたらく幸せ調査2025」の結果を公開!企業や自治体に「はたらく幸せ」を考えるための基盤データを提供

 株式会社Pallet(宮城県仙台市)のシンクタンクである、東北はたらく幸せ研究所は、自ら実施した「東北のはたらく幸せに関する調査」で得たデータを公開。「東北はたらく幸せ調査2025」として、企業、自治体、業界団体などへの提供を開始した。

東北はたらく幸せ研究所が実施した「東北はたらく幸せ調査2025」の結果を公開!企業や自治体に「はたらく幸せ」を考えるための基盤データを提供

同調査は、2024年9月、東北六県と首都圏で雇用され就業している20歳から60歳の男女を対象に実施され、700件の有効回答を得た。

その結果、東北六県では「首都圏と同様に、はたらく幸せがポジティブな影響をもたらす」、「首都圏と比較し、人間関係に関連する不幸せが強い」「東北では不幸せな状態でも挑戦や周囲への貢献活動を行う」といった特徴が明らかになった。

また年代で比較すると、はたらく幸せを感じる割合は20代と60代が高く、30代と50代が低いという結果が出た。一方で、はたらく不幸せを感じる割合は、30代、50代が高く、60代が低い傾向が見られたという。同社では「管理職や中核メンバーとして組織を担う年代が、厳しい状況にあることがうかがえた」としている。

調査は、東北地方が著しい人口減少や高齢化といった課題に直面し、企業や団体においての人員の確保や定着、生産性向上に取り組む重要性や緊急性が高いという背景を踏まえ、初めて実施された。自治体の政策決定や企業の経営判断をする際の、基盤データの提供を目的としており、今後も調査の継続・拡大に取り組むとしている。

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