坂道でもスイスイ移動 中心地市街地を活性化するシェアサイクルの実証実験が須賀川市でスタート
須賀川市中心市街地活性化協議会は26日、福島県内初となるシェアサイクルの実証実験を開始した。
実証実験の期間は1年間で、中心市街地の活性化が目的。同市のまちづくりを行う株式会社こぷろ須賀川が運営を担い、シェアサイクルのシステムをコギコギ株式会社(東京都)が提供する。
シェアサイクルはスマートフォンを通して24時間いつでも貸し借りの手続きができ、借りた場所とは別の場所で返却(乗り捨て)が可能。開始当初は須賀川駅や同市のコミュニティ施設tette(テッテ)など市内6ヶ所のポートに20台を配置し、利用料金は15分60円と12時間1500円の2プランが基本となっている。自転車はすべて電動アシスト付きで、坂の多い同市でも気にせずに移動できるという。
実験は期間中にシェアサイクルポートの設置場所とサービスの利用料金を複数回変更することが前提。同市におけるシェアサイクルの利用ニーズと運営コストの検証を行い、サステナブルなシェアサイクルの事業モデル構築を目指すとしている。
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