リクルートと福島県県南地方振興局が地域活性化　「Airワーク 採用管理」で採用ホームページ作成や雇用促進などが無料でできる！

　株式会社リクルート（東京都千代田区、代表取締役社長：北村 吉弘、以下リクルート）は、2023年3月30日、福島県県南地方振興局との間で地域活性化に向けた地域定着と雇用促進に関する協定を締結し連携を開始した。福島県を始め、日本全国の多くの地域において人材雇用の手間を省いて採用活動が活発化することを目指し、2020年2月に宮崎県川南町と同協定を締結して以降、複数の地方自治体などと同様の連携を推進している。「Airワーク 採用管理」の提供を通じた自治体および機関との協定締結について今回で6例目となり、東日本では初めての案件となる。

　Airワーク採用管理が導入される背景として、現在の日本国内の特に地方都市などでの人口減少が深刻化しており、現在も進学や上京とそれに伴う転居を理由に都市部への人口流出が発生している。このまま地方圏の人口が減り続けると、同エリア内への新たな転入者や進学・就職などの人生の転機における参入者数の減少にもなり、定住や労働をするきっかけが無くなるので、ますます過疎化が進む事態になる。

　そこに拍車をかけるように、日本全国の地方都市で活動している地域や中小企業が人材採用に関して採用業務のデジタル化が遅れており、人材採用に時間や手間がかかっているのが現状である。このように人口が減り続けると優秀な人材の雇用をする機会も激減するので、「良質な雇用機会の不足」が大きく影響する。この状況を打破するためには、地域の魅力的な情報や求人募集の情報を発信して、雇用の促進や人口減少の解消をすることで、ゆくゆくは地域の活性化にも繋がると考えられる。

　そのため、リクルートが提供する業務・経営支援サービスである「Air ビジネスツールズ」の一環であるツール「Airワーク 採用管理」、および人材ソリューションのノウハウを活用して人材採用に対する企業側のハードルを下げることで、採用業務デジタル化の推進や地元企業への転職を機会に移住促進と地域定着、そして人口が増えたことにより同地域内事業者の雇用活性化と発展して、福島県県南地方の地域活性化に貢献することをゴールとしている。

　具体的な実施内容として、「0円でカンタンに求人募集ができる」をキャッチコピーを打ち出している採用ホームページ作成をサポートすることが可能だ。これにより有料で求人を転職サイトに掲載するよりも、自社ホームページと併用して管理することも可能で、自社事業や求人情報の発信力の強化が実現できるようになる。また、リクルートが各事業者に紹介することで、更なる認知度向上と地元企業の採用活動の活性化にも貢献できる。福島県県南地方振興局は、域内の事業者を対象にした「採用力向上セミナー」を開催するとともに、当社への事業者様の紹介を通じて採用力向上を支援する。こうした双方の連携を通して、地域における仕事情報を更に充実させることで、雇用促進と地域活性化を目指す。

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