生成AIの教育での活用を目指し、アディッシュ株式会社、宮城県内の中学校で生成AIについての授業を実施
インターネットなどで生じる課題解決などに取り組む、アディッシュ株式会社(東京都品川区 以下 アディッシュ)はこのほど、宮城県岩沼市立岩沼北中学校の1年生から3年生までの合計208名を対象に、生成AIの授業を実施した。
文部科学省が生成AIを初等中等教育で活用していくための取り組みで、全国38自治体53校をパイロット校に指定し、現在は試験的に授業を行っている。岩沼北中学校は宮城県で唯一パイロット校に選出され、授業をアディッシュが担当した。
授業でははじめに、生成AIの仕組みや可能性、利便性についての説明があり、生成AIを利用するときの注意点やその付き合い方についても話が及んだ。
講話後は、OpenAI社が提供する生成AI「ChatGPT」を使用したワークショップを行った。生徒一人一人がタブレットを使用し、中学生オンラインサイトの編集者になった想定で、同世代に向けた記事を作成したという。
参加した生徒たちからは、「ChatGPTも間違えることを理解して利用したい」「スキルとモラルの話から、注意点に気を付けて学習に活かしていきたい」といった感想があった。