岩手銀行×freee会計が業務提携!スモールビジネスのDX促進を目指す
株式会社岩手銀行(岩手県盛岡市)はフリー株式会社(東京都品川区)と地域のデジタルトランスフォーメーションの推進に向けて業務提携を開始した。
岩手銀行は本提携により、顧客企業の経営効率化と生産性向上を支援し地域経済の活性化を目指す。
岩手銀行は、第21次中期経営計画(2023年3月末発表)の中で「地域のIT化・デジタル化」を掲げており、具体的に課題点として挙げられる企業や地公体が求めるIT・デジタル化に関する人手不足や業務の属人化などの課題解決を目標としている。
今回の業務提携では、ICTコンサルティング事業とビジネスマッチングにおける業務提携を行い、freee会計の導入、地域のスモールビジネスのお客様へ業務効率化・生産性向上・法制度対応などの経営課題の理解と解決を兼ねた伴走型の支援を行うことが目的だ。その他、freee会計等の導入によるバックオフィスDXを通じ、地域戦略による新たな価値を創造と還元も目指す。
昨今の法改正に伴うスモールビジネスの対応において、インボイス制度や電子帳簿保存法・働き方改革関連法施行における2024年問題など、さまざまな業務効率化や生産性向上が課題が挙げられているのが現状だ。銀行においても、デジタル化対応や異業種参入など変革が求められている。
一方で、岩手県では県南エリアマーケットの拡大・投資が見込まれる一方で、中小事業者では少子高齢化・環境変化など経営課題や消費者のニーズの変化の複雑化などの課題がある。
岩手銀行は今後の展望として、地域金融機関として包括的なソリューションを提供しながら地域企業の成長支援に取り組むために、岩手銀行が目指す「お客さまの課題解決と地域社会の持続的成長をけん引する価値共創カンパニー」として地域のデジタル化支援を強化すべく、freeeとサイボウズ株式会社が運営する一般社団法人DIGITAL CAMPのコンサルティングプログラムを修了し、プrグラムで得た知見を活かしてBPRコンサルティングやfreeeの各種プロダクトの導入・活用サポートを行い、スモールビジネスにおける事業課題解決に取り組む。