JDSoundが「OVO」の最新ファームウェアを公開 イコライザーシェアとLED制御を追加
株式会社JDSound(仙台市)は5日、フルデジタルスピーカー「OVO(オボ)」の最新ファームウェアをリリースした。
発表によると、新ファームウェアでは、イコライザの設定値を他のユーザーと共有できる「EQシェアリング」機能とLEDの発効パターンを制御できる「LEDライブ」機能を追加。
OVOは5バンドのパラメトリックイコライザを搭載しており、Web MIDI機能に対応したブラウザから直感的に音域の調整が可能。今回追加された「EQシェアリング」機能を使えば、イコライザの設定値をURLに埋め込んで他のユーザーと共有できる。この機能により、アーティストやプロデューサーが作品をOVOで聞く上で最適な設定値を公開できるため、「作り手」と「聞き手」の音が完全に一致するという。
また、「LEDライブ」機能では、特定のMIDIノートナンバーをゲームアプリやDAWソフトからOVOに送ることで、そのノートナンバーに割り当てられているLEDの制御が可能。OVOには16個のフルカラーLEDが搭載されており、今回の追加で音楽ゲームの当たり判定結果、格闘ゲームのライフゲージ、DAWのチャネル表示など、音と同期したサブディスプレイとして活用できるという。
OVOは出力音が再生端末に依存しないフルデジタルスピーカーで昨年12月に発売。価格は19,800円(税抜)となっている。