アイリスオーヤマとソフトバンクロボティクスグループ資本業務提携ロボット市場の需要創造と社会課題解決を目指す
アイリスオーヤマ株式会社(宮城県仙台市)とソフトバンクロボティクスグループ株式会社(東京都港区)は、ロボット市場における中長期的な需要創造と社会課題解決を目指して、「業務提携合意書」を締結した。また、アイリスオーヤマはソフトバンクロボティクスグループが実施する総額100億円の「第三者割当増資」の引き受けを決定した。
■資本業務提携 概要
➀労働者不足解消、DX化に向けた取り組み
深刻な労働者不足とコロナ禍におけるDX化の加速という状況において、サービス・ロボット分野を成長分野と捉え、企業や医療施設や教育機関への導入と開発など領域を拡大。
②脱炭素社会の実現・CO2排出量削減に貢献
脱炭素社会の実現やCO2排出量の削減等の環境課題に対し、無線制御システム「LiCONEX」とアイリスオーヤマのサービス・ロボットを繋いで業務効率化と改善を図ることで消費燃料削減や環境課題解決に貢献。
③新たなソリューションの開発と向上
DX化、省人化、効率化を推進し、社会変化に対応したロボットの研究・開発を推進。ソフトバンクロボティクスグループが持つAIロボットOS分野の高い知見と技術、アイリスオーヤマの商品開発力の相乗効果により新たな市場を創造。
業務提携及び「第三者割当増資」の実施により、それぞれが有する経営資源やノウハウを統合して連携を一層強化し、中長期的な企業価値向上の実現と社会課題の解決に貢献していくという。また、今後も進展が続くDX化への対応と持続可能な社会の実現に向けて、「労働者不足解消とDX化に向けた取り組み」、「脱炭素社会の実現・CO2排出量削減に貢献」そして「新たなソリューションの開発と向上」を推進するとしている。