『食べチョク』が「#魚介を食べて応援プログラム」をスタート!ALPS処理水放出による影響を受け漁業者支援|
産直通販サイト「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデン(東京都港区)が、2023年8月24日(木)から開始されたALPS処理水放出で影響を受けている漁業者の優先審査や早期入金などの支援を開始した。また併せて、水産物の注文あたり500円を食べチョクが負担する「#魚介を食べて応援プログラム」をスタート。これは8月25日から開始した調査結果を受けたもので、8月31日(木)~9月30日(土)まで水産物を注文あたり500円OFFで購入できる。
食べチョクが登録漁業者にアンケート調査を実施したところ、6割以上がALPS処理水の放出と中国輸入停止により「現在すでに影響を受けている・これから影響を受ける可能性がある」と回答。中には、昨年対比50%の売上減が見込まれるという不安の声もあった。影響を受ける理由として、漁業者の65.2%が「中国輸入規制による価格下落」、47.8%が「風評被害による消費者の買い控え」と回答。消費者の買い控え以上に、輸入規制による価格下落の影響のほうが大きいことが分かった。食べチョクは、国内だけでなく海外に対しても正しい情報を発信していくことが重要であるとしている。
また、消費者の59.8%が「漁業者への風評被害」を懸念。一方「食材の安全性」を懸念している消費者は41.1%だった。食材の安全性より漁業者への風評被害への懸念が高いことが分かり、食べチョクは関係者に対する必要なサポートを行っていくとしている。
調査結果を受け、「消費者・漁業者の距離を近づけることにより不安を払しょくできるのでは」という考えが「#魚介を食べて応援プログラム」に繋がった。本プログラムでは、8月31日(木)~9月30日(土)まで食べチョクに出品されている水産物を注文あたり500円OFFで購入することができる。
●特集ページ:https://www.tabechoku.com/feature_articles/202308-japanese-seafood-support