東北の資源を活用!石巻の昆布と奥州の米もろみ粕を使用したナチュラルコスメ「KAISO」発売開始
株式会社アーバンリサーチ(大阪府)、一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン(宮城県)、株式会社ファーメンステーション(東京都)が、3社協働で東北の未利用資源を活用したナチュラルコスメ「KAISO」を開発した。本コスメの開発は、アーバンリサーチが日本各地に住む人たちとともに地域の魅力を発信する「JAPAN MADE PROJECT」の一環だ。
「KAISO」は、宮城県石巻市の磯焼け対策用昆布から抽出したエキスと、岩手県奥州市のオーガニック米もろみ粕エキスを配合したナチュラルコスメ。天然由来成分99%で、大人から子どもまで使用可能。高い保湿力があり、手はもちろん顔や身体など全身に使うことができる。
また「KAISO」は環境課題解決への貢献を目指す企画でもある。「KAISO」の売上の一部は、持続可能な水産業を目指して活動するフィッシャーマン・ジャパンの、海を守る活動に使用される予定だ。
フィッシャーマン・ジャパンは、「磯焼け」という現象に対して研究活動「ISOP」を行っている。「磯焼け」とは日本中の海で起きている“海藻がなくなる”現象。海の環境を守るため、昆布を使用し人工的に海藻の森を作る研究活動が「ISOP」だ。
またファーメンステーションは、岩手県奥州市で休耕田を再生させオーガニック米を栽培、そしてエタノールなどアップサイクル原料を製造している。エタノール製造時に出る発酵粕は化粧品の原料等に活用し、ごみを出さないサステナブルな循環を地域コミュニティとともに作り上げている。
「KAISO」には、ISOPで活動を終えた昆布と、奥州市で生まれた米もろみ粕を使用。日本の海と陸を守る営みが「KAISO」を通じて繋がったことになる。
【「KAISO」商品情報】
~ソープ~
・税込1,760円
https://www.urban-research.jp/product/urban-research/cosmetics/JMTH-4263-BA001/
~ハンドクリーム~
・税込1,870円
https://www.urban-research.jp/product/urban-research/cosmetics/JMTH-4263-AA001/