100年前の蔵付酵母を使ったクラフトサケを製造!平六醸造「Re:vive Origin アカツキ」8月下旬発売予定

 株式会社平六醸造(岩手県紫波町)は地方独立行政法人岩手県工業技術センターとの共同研究で、旧造り蔵から発見された蔵付清酒酵母「アカツキ」を使用したクラフトサケ醸造を開始した。

100年前の蔵付酵母を使ったクラフトサケを製造!平六醸造「Re:vive Origin アカツキ」8月下旬発売予定

同社が醸造所を構える国指定重要文化財「日詰平井邸」には、大正末期まで醸造が営まれていた造り蔵が現存し、およそ1世紀の時を経て奇跡的に当時の清酒酵母が発見された。オリジナル酵母を使用したクラフトサケ製造によって、より個性の強い地域に根差した商品づくりを目指す。

現在、順調に発酵は進んでおり、初回醸造は限定商品「Re:vive Origin アカツキ」として8月下旬に発売予定。同社公式WEBで事前エントリーを受け付けている。

初回醸造作品「Re:vive Origin」のコンセプトは「彼の地へ馳せて」。同社は2023年6月に造り蔵の天井や梁などから200本以上のサンプルを採取し、拡大培養を繰り返した結果、約100年前に蔵に住み着いたとみられる清酒酵母を発見した。

長年眠り続けてきた酵母が見せる或る日の情景を、紫波特産もち発芽玄米を含む5種の原料米で手間と費用を惜しまず丁寧に醸造し表現している。果実香と穀物のようなニュアンスが調和する洗練された香りが特徴で、平六醸造は「アカツキとの奇跡的な出会いとまもなく迎える新たな夜明けの瞬間を皆様と迎えたいと切に願っております」とコメントしている。

▼商品詳細
商品名:Re:vive Origin アカツキ2024
製造者:株式会社 平六醸造
アルコール分:14度
内容量:720㎖
価格:11,000円(税込)
公式WEB:https://www.hiraroku.com/akatsuki

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