落花生の新産地!山形県金山ビーナッツを使った新作プリンが12月18日発売
山形県金山町で栽培された特産品「金山ビーナッツ」を使用した新作スイーツ「金山ビーナッツプリン」が、12月18日より販売開始された。
この商品は落花生の新産地として注目される山形県金山町で生産された濃厚で上品な風味のピーナッツをふんだんに使用している。企画したのは、山形県初のプリン専門店「山形プリン」を運営する株式会社YSコーポレーション(山形県上山市)。冬季限定商品として、店頭およびオンラインショップで販売される。
金山ビーナッツは、山形県金山町で平成30年から栽培が始まった落花生で、寒冷地における新たな産地形成を目指す取り組みの中で誕生した。国内の落花生産地の大半を占める千葉県や茨城県と異なり、雪深い金山町では独特の栽培環境が生まれた。1メートルを超える雪の下で冬を越す同落花生は、雪解け水のミネラルを吸収した肥沃な土壌で育ち、甘味や旨味が際立つのが特徴だ。
「金山でしか作れない落花生」を追求する金山町新産地開発協議会(山形県金山町)は、金山ビーナッツのブランド力を高めるべく、地域活性化を視野に入れた商品開発や認知拡大に尽力してきた。
新作「金山ビーナッツプリン」は、山形県金山町で生産された濃厚で上品な風味のピーナッツをふんだんに使用している。金山ビーナッツクリーム、キャラメルソース、山形プリンオリジナルのプレーンプリンの3層仕立てで構成される。濃厚なピーナッツの風味となめらかなプリンの食感が絶妙に調和し、さらにほろ苦いキャラメルがアクセントとなることで、ビーナッツの香りと美味しさを一層引き立てた仕上がりだ。
1個486円(税込)で、山形プリン道の駅蔵王や公式オンラインショップで販売されている。
同店のパティシエ新野氏は、金山町新産地開発協議会の青柳会長の熱意に感銘を受けたことが、商品開発の契機になったと語る。「金山でしか作れないピーナッツの可能性を広げたい」との想いが、地元生産者との連携を進める原動力となった。
同落花生は白いさやと大粒の美しい外観を持ち、「ビューティフルピーナッツ」と名付けられたブランドだ。今回のコラボ商品は、地域農業の可能性を広げる象徴的な成果と言える。
同店は今後も地域の素材を活用し、新商品の開発やコラボレーションを通じて山形県全体の魅力を発信していく方針だ。