宮城県産ブルーベリーの収穫後損失を減らすため、商品開発がスタート!尚絅学院大学×山元ヒルズファームの産学共同プロジェクト

 ブランド苺「ヒルズいちご」を生産するいちご農家・株式会社山元ヒルズファーム(宮城県亘理郡)が、ブルーベリーの収穫後損失を減らすため、尚絅学院大学(宮城県名取市)とブルーベリー加工商品の共同開発プロジェクトをスタートする。プロジェクトスタートにあたり、2024年11月25日に尚絅学院大学で代表取締役・小林幸男による講義が行われた。

宮城県産ブルーベリーの収穫後損失を減らすため、商品開発がスタート!尚絅学院大学×山元ヒルズファームの産学共同プロジェクト

同プロジェクトの背景にあるのは、猛暑によるブルーベリーの不作。花が実を付ける前に落ち、予定の収穫量に届かなかったため、ブルーベリーを一粒も無駄にしないためプロジェクトがスタートした。商品価値を高めるには、加工品の開発が不可欠。また、農業者が学生と関わることで、一次産業の重要性を伝えるとしている。

同プロジェクトでは、生食用のギフト販売に加え、新たな加工品を通じ市場を広げることを目指す。参加するのは、尚絅学院大学総合人間科学系健康栄養部門の学生たち。Z世代の視点を取り入れることで、時代のニーズに合い、さらに栄養バランスに配慮した商品が誕生することが期待されている。

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