『「新しい東北」復興ビジネスコンテスト2019』受賞者が決定!大賞は和食に合う米焼酎を作る、福島県の合同会社ねっか

 復興庁は『「新しい東北」復興ビジネスコンテスト2019』受賞団体を発表し、大賞に合同会社ねっか(福島県南会津郡)の「田園風景を次世代に。米農家がつくる世界一和食に合う米焼酎」が選ばれた。

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 本コンテストは、2019年6月12日より募集を開始し、1次審査(書類)に応募が92件。その中から、2次審査のプレゼンテーションに45件(内、学生アイデア部門9件)が進出し、9月18~19日、30日に仙台市で審査を行った結果、大賞1件・優秀賞4件・企業賞13件が選出された。表彰式は11月22日に開催される予定だ。

 合同会社ねっかは福島県が誇る日本酒の醸造技術を活用し和食に合う米焼酎を製造販売しており、2016年7月に米農家5軒の米醸造会社としてスタート。「地域を次の世代につなぐ」ことを理念として掲げ、地元・南会津郡只見町で米作り体験授業の受け入れや、その際のお米から作った焼酎を成人式でプレゼントする等の活動も行っている。今後は和食にあう品質の追及、メディア展開等の戦略的な販売計画等が検討されており、将来的に更に魅力ある事業となることが期待される。

 なお、本コンテストではその他福島県9件、宮城県5件、岩手県2件、青森県1件、山形県1件の団体が受賞している。

■新しい東北復興ビジネスコンテスト2019
公式サイト:https://www.newtohoku.org/bcontest/index.html

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