京都芸術大学と東北芸術工科大学、合同の学生選抜展を国立新美術館で開催

　学校法人瓜生山学園 京都芸術大学(京都府京都市)と東北芸術工科大学(山形県山形市)による合同の学生選抜展「DOUBLE ANNUAL2025 アニュラスのじゃぶじゃぶ池/omnium-gatherum」が2月22日から3月2日までの期間に、国立新美術館(東京都)で開催される。

同展は、京都芸術大学と東北芸術工科大学の全学部生・院生を対象に出展者を募り、選ばれた学生たちが、ディレクター2名が掲示したテーマに応える形で、対話や制作指導を受けながら展覧会を作り上げていく。

国立新美術館の展覧会前には、中間発表としてそれぞれの大学でプレビュー展を行い、そこからキュレーターから作品や展示方法について直接指導や対話を経て、作家が改良や改善を重ね、展覧会に臨む。

主催の京都芸術大学によると、京都と山形の2つの地点から芸術教育のあり方を問い直し、「アートになにができるのか」を問いかける展示会になっているという。