eスポーツとごみ拾いを掛け合わせた「eスポGOMI」の大会が宮城県で初開催！

　eスポーツとごみ拾いを掛け合わせたイベント「海と日本PROJECT eスポGOMI in 宮城」が2025年2月24日（月・祝）に仙台市市民活動サポートセンターで開催された。宮城県での「eスポGOMI」開催は、今回が初めて。

「スポGOMI」とは、企業や団体が取り組む従来型のごみ拾いにスポーツのエッセンスを加え、今までの社会奉仕活動を競技へと変換した日本発祥の全く新しいスポーツ。拾ったごみの種類と量によって獲得できるポイントで勝敗が決まる。

ごみ拾いに加えて、コンピューターゲームによる競技型スポーツ「eスポーツ」でも勝負が繰り広げられる。ごみ拾い前半戦と後半戦の間のハーフタイムにゲーム大会を行い、勝利したチームには後半戦のごみ拾いを有利に進められる追加用トングなどのアイテムが与えられる仕組みだ。

同イベントに参加したのは、1チーム3名×18チームの計52名。参加者は、会場周辺のごみ拾いと「ぷよぷよeスポーツ」で勝敗を競った。

優勝を飾ったのは、過去の大会でも優勝経験を持つ強豪チーム「竹親連合会」で、18.495kgのごみを拾った。大会を通じて集められたごみの総量は、36.812kgだったという。

同イベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として開催された。主催は一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ（東京都港区）と一般社団法人ONE TOHOKU HUB（宮城県仙台市）。運営制作には、一般社団法人SOCIAL GOOD ENTERTAINMENT（千葉県流山市）も参画した。