仙台うみの杜水族館で特別展示「ホタルの杜」開催！ホタルの淡く優しい光に癒されるひとときを

　仙台うみの杜水族館（宮城県仙台市）では、2025年6月13日（金）から7月6日（日）まで、初夏の風物詩であるホタルをテーマにした特別展示「ホタルの杜」を開催する。

同館では、2019年からホタルの繁殖に取り組んでおり、特別展示の開催は今年で7回目。ホタルの成虫の寿命は約10日と短いため、繁殖の時期をずらすなどして、長期間の展示を実現しているという。

展示されるのは、同館の飼育スタッフが1年かけて繁殖・育成した約50匹の「ゲンジボタル」と「ヘイケボタル」。照明を落とした真っ暗な特設展示場の中で、ほのかに光るホタルの姿を鑑賞することができる。また、ホタルの生態や繁殖の取り組みについての解説パネルも展示される。

さらに「ホタルの杜」の開催期間限定で、ホタルについての特別解説を楽しめるバックヤードツアーを開催。ホタルの羽化を飼育管理する部屋で、飼育スタッフから、ホタルの成長過程や飼育の方法などについて話を聞くことができる。

2025年7月5日（土）の閉館後には、プレミアムイベント「ホタルナイト水族館」を実施予定。ホタルの生体展示や、河原で輝くホタルの光をイメージしたライトアップ、ホタルの担当飼育員による解説イベントなど、一夜限定のコンテンツが用意されている。同日は、来館者に対して浴衣を着用しての参加を推奨。照明を落とした普段とは違った夜の水族館で、夏を満喫しながら、ホタルの魅力をたっぷりと体感できる。