仙台・東北からグローバル人材創出を支援!仙台グローバルスタートアップ・キャンパス」募集開始

 仙台市は、地域経済の持続的成長に向けて、スタートアップ支援と次世代の起業家育成に注力している。その一環として、スタートアップに興味がある東北の若者向けに世界で活躍する起業家人材の輩出を目的とした育成プログラム「仙台グローバルスタートアップ・キャンパス(SGSC)」の第3期が始動した。参加者を2025年6月20日(金)より募集中だ。

仙台・東北からグローバル人材創出を支援!仙台グローバルスタートアップ・キャンパス」募集開始

世界トップクラスの起業家教育を誇るカリフォルニア大学バークレー校(以下、UCバークレー)の講師陣やシリコンバレーのイノベーション拠点へ訪問し、現地メンターの指導が受けられる。

同プログラムでは、スタートアップへ向けた学習を3段階で進める。
Stage1は、UCバークレーの起業教育を基にした8月18日(月)から8月22日(金)までの5日間で開催されるアントレプレナーシッププログラム「Boot Camp」。参加者同士でチームを組み、チームごとにワークやゲーム、メンタリングなどを通じてアイデア創出からプレゼンまで一気通貫で取り組む。

Stage2は、Step1で得られた事業案を実行可能なモデルへ進化させる「リーダーシッププログラム」。期間は9月3日(水)から9月5日(金)と9月11日(木)12日(金)、最終日9月20日(土)の計6日間。各チームごとにMBAやLean Launchpadの知見も取り入れ、「戦略性」「持続可能性」等を見極めるカリキュラムを受講後、中間ピッチ審査会を開催。ここで上位20名(4チーム)がStage3に進出する。

最後のStage3は、選抜メンバーがシリコンバレーへ短期派遣しながら、リアルなグローバルビジネスを体験する「シリコンバレーProgram」と帰国後にビジネスアイディアをブラッシュアップする「Advanced Dojo」。12月頃にシリコンバレーのスタートアップ企業やGoogle、StartX、Bakar Labを訪問し、生のグローバルビジネスを体感する。現地のメンターとトレーニングやネットワーキングを行い、帰国後にもAdvanced Dojoとして、アイディアを磨き続ける。

参加費は無料(Stage3は一部費用負担あり)。東北6県在住の16歳以上の若者が対象で、スタートアップへの関心があれば参加可能だ。

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