福島県大熊町に農業と食をテーマにした複合施設「FUN EAT MAKERS in Okuma」がオープン!

 株式会社コネクトアラウンド(東京都港区)は6月14日、福島県大熊町で農業・食・滞在をテーマとした複合施設「FUN EAT MAKERS in Okuma」(大熊中央産業拠点プロジェクト)のオープニングイベントを開催した。

福島県大熊町に農業と食をテーマにした複合施設「FUN EAT MAKERS in Okuma」がオープン!

当日は、家族連れなど多くの人が訪れ、レストランで提供する特製ランチ、野菜詰め放題、ライブペイント、スタンプラリーなどを体験したという。また、施設の企画設計と建築PMを担当したクリーク・アンド・リバー社建築グループによる、施設の建築見学会も行われた。

同社は、東日本大震災による原子力災害により甚大な被害を被った大熊町で、東日本大震災からの復興と地方創生に貢献する事業を進めている。
同施設もその一環として開設され、アグリテックを活用したミニトマトなどの野菜の栽培や2次加工品の製造・販売を行う。様々な人が農業に関わり、食を通じて大熊町とつながることをめざす。

建物は「連なるノキシタ」を建築コンセプトに作られ、生産・加工・出荷・消費・滞在などバラバラの機能を持った建物をひとつの屋根でつないでいるのを特徴としている。意識的に建物の間に軒下を作り出し、客と地域住民を緩やかにつなぐ空間を設けたという。

ピックアップ記事

関連記事一覧