岩手・宮城から社会を動かすアイデア求む!「きたぎん Business Pitch 2025」開幕

 株式会社北日本銀行(岩手県盛岡市)が主催するビジネスコンテスト「きたぎん Business Pitch 2025」の応募受付がスタートした。社会的問題や地域課題の解決を目指す新たなビジネスプランを募るもので、同コンテストは今年で第5回目を迎える。

岩手・宮城から社会を動かすアイデア求む!「きたぎん Business Pitch 2025」開幕

対象は、岩手県または宮城県内に事業拠点を持つ、または将来的に拠点を置く予定の法人・個人。既存事業者に加え、起業準備中の参加も可能となっており、学生の挑戦も受け付けている。エントリーは2025年8月1日から9月30日までで、書類審査とプレゼン審査を経て入賞者が決定される。

応募部門は3つ。創業・設立から5年未満、あるいは未創業の事業者を対象とする「起業部門」、5年以上の実績を持つ事業者向けの「新事業部門」、そして岩手と宮城県に所在する学校に通学経験のある学生を対象とした「学生部門」が用意されている。

受賞者には、起業部門および新事業部門の最優秀賞としてそれぞれ100万円、優秀賞には30万円が贈られる。学生部門では最優秀賞に10万円が授与される予定だ。
選考スケジュールは、10月下旬に一次書類審査が行われ、その後約2か月間にわたりバリューアップ支援期間が設けられる。最終審査は12月20日に北日本銀行本店大ホールにてプレゼン形式で実施される。

同コンテストは、地域メディアや大学、金融機関など多くの協賛・後援団体の支援を受けており、地域発の事業創出と社会的インパクトの実現を後押しする。
応募は北日本銀行の専用サイトから「応募申込書」をダウンロードし、必要事項を記入のうえ電子メールで提出する。任意で説明資料や動画の添付も可能だが、審査は申込書の内容を中心に行われる。

地域の未来を切り拓く意欲あるビジネスアイデアが広く求められている。

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