山形県米沢市に訪れる人・暮らす人が工場見学などを通じて交流できるイベント 「360°よねざわオープンファクトリー」9月11日から13日まで開催
プラットヨネザワ株式会社(山形県米沢市)と360°よねざわオープンファクトリー実行委員会(山形県米沢市米沢繊維協議会内)は、2025年9月11日(木)から13日(土)までの計3日間、山形県米沢市を舞台に今年で第3回目となる「360°よねざわオープンファクトリー」を開催する。
同イベントは2023年9月から続いている米沢織、発酵・醸造、木工、印刷など地域のものづくり現場を公開し、来場者が工場見学や現場体験、製品販売など「ものづくり」を通じて、地域の事業者との交流や米沢市の魅力を感じられるように企画されたものである。今年は36団体が参画、90を超える多彩なプログラムを導入し、昨年には来場者3,700名を超えた。
同イベントの趣旨である「米沢をひらく。」をそのままに、「たのしもう。つながろう。」を今年のサブテーマとして様々な繋がりと楽しさを体験できるイベントが多数用意されている。
見どころの1つ目として、米沢織、発酵・醸造、木工など、地域のものづくりを支える様々な業種の工房や製造現場を見学できること。見学・体験できる内容としては、「酒の試飲」「味噌食べ比べ」などの食に関することから「小物作り」「オーダースーツ受注会」「オーダーカーテン製造見学」「建物の組み立て体験」まで幅広く、普段は立ち入ることのできない場所で、来場者は職人の手仕事や製品の魅力を間近で見て、触って、味わうことが可能だ。
2つ目は、13日(土)限定で循環バス(東西2ルート)が運行される点。乗り放題のバスチケット(1,000円予定)で、市内のあちこちで開催されているイベント会場への移動を快適に、より多く見て回れるようになる。
3つ目は、東北芸術工科大学と米沢繊維協議会のコラボ企画である「新製品化プロジェクト」として、同イベント企業のプロダクトの展示会を実施する点。さらに夜には、地元の職人たちとじっくり交流できる先着15名限定「よるコウバ!交流ナイト!」も開催される。
その翌日の9月14日(日)には、米沢市内の「伝国の杜」にて、同プロジェクトの成果発表会と同時に、指導教授を務める東北芸術工科大学の渡邉吉太氏を講師として一般向け講演も開催予定だ。