株式会社manabyがIT事業に特化した子会社・株式会社manaby altを設立！自分らしく働ける社会を目指し、本格稼働スタート

　障害者福祉事業を全国で展開する株式会社manaby（宮城県仙台市）が、2025年7月1日付で100％出資による子会社・株式会社manaby altを設立した。10月1日より、本格的に事業を開始する。

設立の背景にあるのは、障害がある方の働き方のニーズが多様化していること。特にITスキルを活かした就職や在宅勤務を希望する割合が、直近5年間で急増している。ただ障害者法定雇用率が段階的に引き上げられる中、全国の約半数の企業が雇用率未達成という課題にも直面しているという。
　
親会社の株式会社manabyは、2016年創業以来、全国43拠点（2025年10月時点）で累計3100名以上の障害がある方の就労支援をしてきた。そこで培った福祉現場の実践的なノウハウと、自社開発のeラーニングシステムなどのICT技術を融合させ、これらの社会課題を解決する新たなソリューションを提供するため、新会社・manaby altを設立した。

同子会社がミッションに掲げるのは、「一人ひとりが自分らしく働ける社会の”仕組み”をつくる」こと。主に「障害者雇用支援事業」「福祉事業所向けシステム販売事業」「SES事業／受託開発事業」を展開する。これら事業を連携させ、障害のある方・福祉事業所・企業の三者をつなぐ架け橋として、利用契約からスキルの習得、就職、職場定着までをシームレスに支援するエコシステムの実現を目指す。