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公益社団法人3.11メモリアルネットワーク、「2024年東日本大震災伝承活動調査報告書」を公開

 公益社団法人3.11メモリアルネットワーク(石巻事務所:宮城県石巻市/仙台事務所:宮城県仙台市)は、「2024年東日本大震災伝承活動調査報告書」の冊子を12月10日にWEB公開した。

公益社団法人3.11メモリアルネットワーク、「2024年東日本大震災伝承活動調査報告書」を公開

同法人は2017年から毎年、東日本大震災の震災伝承活動調査を実施している。今回の報告書では、既にWEBサイトに公開している第1弾、第2弾の調査内容に追加回答を加え、冊子にまとめた。

報告書には、復興基本方針の変遷、発災から14年間における各伝承団体・伝承施設数および来訪数推移のフェーズ整理、各団体・施設の年別・月別来訪数グラフなどを掲載している。

報告書は、紙の冊子としても発行し、調査に協力した震災伝承団体や施設に共有するほか、防災機関や研究者、メディアなど、震災伝承に関心を持つ関係者にも提供するという。

また、2026年1月には、2025年12月までの震災学習プログラムや震災伝承施設への来訪者を調査。結果は、2026年2月に公開を予定している。

同法人は、報告書について「発災15年の機会に、東日本大震災のみならず全国の方々と震災伝承の価値を共有し、災害から未来の命を守る取り組みの参考にしたい」とコメントしている。

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