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山形の日本酒スタートアップWAKAZEが1億5000万円の資金調達を実施 パリに酒蔵を設立へ

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 日本酒の製造・販売を行う日本酒スタートアップの株式会社WAKAZE(山形県鶴岡市)は17日、ニッセイ・キャピタルなど3社と複数の投資家を引受先とする第三者割当増資により総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表した。

 同社は今回の資金調達により、フランス・パリに酒蔵を設立し製造拠点を確保するとともに、現地でのマーケティングに注力。現地生産を行うことで商品価格を抑え、現地のニーズに合った商品を開発することで、海外での日本酒市場の成長・拡大を目指す。また、国内事業でも酒販売のサブスクリプションサービスや人材採用など、事業拡大を強化していく。

山形の日本酒スタートアップWAKAZEが1億5000万円の資金調達を実施 パリに酒蔵を設立へ 醸造パリ画像

 今回の増資の引受先は「Spiral Ventures Japan Fund1号投資事業有限責任組合」「 ニッセイ・キャピタル9号投資事業有限責任組合」「 株式会社中島董商店」の3社と「御立尚資」「長尾卓」「永見世央」他1名の個人投資家。

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 2016年に設立された同社は「日本酒を世界酒に」をビジョンに活動。委託醸造というかたちで「ワイン樽を活用して熟成させた日本酒《ORBIA(オルビア)》」や植物やスパイスを入れて風味づけをした「ボタニカルSAKE《FONIA(フォニア)》」など革新的な酒を開発・販売してきた。2018年7月には「その他醸造酒」の製造免許を取得し、東京・三軒茶屋に自社どぶろく醸造所と併設飲食店をオープン。新時代の「SAKE」の開発と発信を行なっている。

 

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