ホタテ貝殻を再資源化した洗剤「Shell we clean?」発売!環境にやさしい新商品

 青森県青森市の株式会社山神は、大阪市の甲子化学工業と共同で、ホタテ貝殻を再利用したオーガニック洗剤「Shell we clean?」を2026年3月18日(ホタテの日)に発売した。販売は公式オンラインストアおよび一部店舗で開始される。洗剤としては日本で初めて国際認証「エコサート」を取得した点が大きな特徴で、成分からパッケージまで貝殻由来で統一された環境配慮型製品となっている。

ホタテ貝殻を再資源化した洗剤「Shell we clean?」発売 環境にやさしい新商品

山神はホタテの養殖から加工までを手がける企業で、年間約7,000トン発生する貝殻の多くが廃棄されている現状に課題意識を持ってきた。こうした背景から、廃棄物を資源として循環させる「Shell Cycle Project」を推進しており、本製品はその取り組みの一環として開発された。両社は今後も水産廃棄物の有効活用を進め、持続可能な社会の実現を目指している。

「Shell we clean?」は、ホタテ貝殻の再利用によって生まれたオーガニック洗剤で、界面活性剤を一切使用しない点が特徴。排水による環境負荷を抑えつつ、自然由来の力で洗浄や除菌を行う。ラインナップは「台所・住居用クリーナー」と「野菜用ウォッシュパウダー」の2種類。前者は油汚れの分解や消臭、除菌など幅広い用途に対応し、特殊技術により高いアルカリ性を維持。15秒で大腸菌やサルモネラ菌の99.9%を死滅させる効果が確認されている。後者は青森県産の貝殻焼成粉末を100%使用し、野菜や果物の汚れや菌を効率的に除去しながら鮮度維持にも寄与する。

また、パッケージには甲子化学工業が開発した新素材「SHELLTEC」を採用。廃棄貝殻とリサイクルプラスチックを組み合わせた素材で、従来のプラスチック使用に比べて最大36%のCO2削減を実現しつつ、強度も向上している。製品は中身だけでなく容器まで貝殻由来で構成されており、資源循環の思想を体現している。価格はいずれも1,430円で、環境配慮と実用性を両立した新しい日用品として展開される。

ピックアップ記事

関連記事一覧