仙台うみの杜水族館でホタルの生態について見て聞いて学べる特別展示 「ホタルの杜」6月12日から7月12日まで期間限定開催
株式会社横浜八景島(神奈川県横浜市)が運営する水族館の仙台うみの杜水族館(宮城県仙台市)では、2026年6月12日(金)から7月12日(日)まで、初夏の風物詩であるホタルの幻想的な光を楽しめる特別展示「ホタルの杜」を開催する。

本イベントでは、飼育スタッフが1年をかけて繁殖・育成したゲンジボタルとヘイケボタルを展示する。成虫として生きる期間がわずか10日ほどとされるホタルが、暗闇の中で淡く優しい光を放つ姿を観賞できる企画である。仙台うみの杜水族館では2019年からホタルの繁殖に取り組んでおり、今回で8回目の開催となる。繁殖時期を調整するなど、長期間展示できるよう工夫を重ねている。
「ホタルの杜」は、夜の原風景を思わせる暗い空間の中で、ゲンジボタルとヘイケボタルの光を間近に楽しめる特別展示である。会場内では、卵から育てられたホタル約50匹を常時展示し、幼虫、蛹、成虫へと変化する生態や、飼育・繁殖に関する取り組みを紹介する解説パネルも設置される。今年は、飼育員が1年を通して行う育成の工夫や年間スケジュールなど、ホタル展示の裏側を伝えるパネルも加えられる。
イベント期間中には、通常は見ることができない水族館の裏側を巡るバックヤードツアーも実施される。ホタルの羽化を管理する部屋に案内され、成長過程や飼育方法について、スタッフの解説を聞きながら学べる内容である。料金は4歳以上1名500円、所要時間は約20分、各回定員15名となっている。
また、7月4日(土)18:00から20:30には一夜限定の「ホタルナイト水族館」も開催される。閉館後の館内で、館内の照明を落とした夜ならではの空間で、同館が取り組んできた繁殖・育成の工夫などを学ぶことができる。
ヘイケボタルの生体が入った水槽を設置し、ホタルの担当飼育員がゲンジボタル、ヘイケボタルの違いや繫殖の取り組みを解説する。鹿児島県さつま町の豪雨災害で流されたホタルの再生を願って生まれた竹のライトアップ「竹ホタル」の展示や、ホタルの生態を学べる「うみの杜ホタルBOOK」の配布など、ホタルに関する催しが企画されている。なお、浴衣や甚平での来館を推奨しており、対象者には水ヨーヨーのプレゼントも用意される。

