東北大発技術の事業化支援へ。東北大学ベンチャーパートナーズが3号ファンド設立
東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社(宮城県仙台市、以下「THVP」)は、THVP-3号投資事業有限責任組合を設立し、ファーストクロージングを実施した。ファーストクロージングとは、目標とする募集額の一部について出資者が集まり、ファンドの運用開始に向けて最初の締め切りを行うことを指す。

同社は2015年設立の1号ファンド、2020年設立の2号ファンドを通じ、東北大学(宮城県仙台市)や東北圏域、周辺地域の国立大学の研究成果を活用したスタートアップへの投資と支援を行ってきた。3号ファンドでも、大学などの研究成果を社会で使える事業へつなぐ役割を担う。
投資対象は、シード・アーリー期のスタートアップなど。資金提供に加え、経営体制づくりなどのハンズオン支援も行う。投資戦略においては、東北大学が強みを持つ材料科学、半導体、ライフサイエンスを中心としたディープテック分野に重点を置いている。
投資事業有限責任組合は、出資者から集めた資金を運用者が投資するファンドの形態の一つ。有限責任組合員は、原則として出資額の範囲で責任を負う。現時点の有限責任組合員には、東北大学のほか、新日本空調株式会社(東京都中央区)、三菱UFJ信託銀行株式会社(東京都千代田区)が参加している。今後も出資者を追加し、最終的に60億円規模、上限100億円の運用を目指す。

