猫と人がともに暮らすまちづくり。老舗猫カフェの想いを継承!保護猫カフェ「フルキャット」がオープン
一般社団法人フルキャット(宮城県仙台市)が、2026年8月29日(土)、仙台市の中心部商店街「ぶらんど~む一番町」アーケード内に保護猫カフェ「フルキャット」をオープンした。

保護猫カフェ「フルキャット」は、長年仙台で親しまれてきた猫カフェ「あいきゃっと」から保護猫たちを引き継いで誕生した。特徴は、保護猫とのふれあいの場にとどまらず、社会福祉アートやペット専門教育を担う地域企業・団体とパートナーシップを組む共創の場として機能すること。今後は保護猫たちの譲渡の場としても展開していく。
店舗には、数か月の子猫から15歳の老猫まで、様々な経緯で保護された16頭の猫が在籍。7月25日のプレオープン以降、猫たちの環境に合わせて入場制限を行いながら丁寧に見守ってきた結果、すべての猫がリラックスして客を迎えられる状態になったことから、今回のグランドオープンに至った。「あいきゃっと」時代からの熟練スタッフが引き続き猫の世話を行う。
地域団体との連携も特徴のひとつ。障害の有無を超えてアートでつながるNPO法人ワンダーアートのアーティストチーム「Wonder Workers」が手がけた猫モチーフの作品を店内に展示するほか、学校法人菅原学園仙台総合ペット専門学校とも連携。同校の学生が、猫の体重測定や爪切りなどの健康管理を通じた実習の場として店舗を活用するほか、今後展開する保護猫の譲渡活動でもサポートを受ける予定だ。
また、これから猫を迎えたい人には、自宅にいるような空間で猫との暮らしをシミュレーションできる場を、すでに猫を飼っている人には、多頭飼育のベテランスタッフにフードの偏食や行動トラブル、高齢猫のケアなどを相談できる場を提供する。仙台市が令和2年に施行した「仙台市人と猫との共生に関する条例」の理念にも賛同し、適正飼養・終生飼養の普及啓発を通じて、地域・行政・専門機関とともに課題解決に取り組むとしている。

