岩手県北上市の工場から世界に発信!カシミヤニットブランド「UTO」がロンドン王室御用達紳士服店にて取り扱いスタート
岩手県北上市の自社工場で「高級カシミヤニット」をつくる株式会社ユーティーオー(東京都港区)が、今秋より、サヴィルロウの王室御用達紳士服店「ハンツマン」の店頭・オンラインショップにて「あなただけのカシミヤニット」の販売を開始した。ロンドン・サヴィルロウはスーツ発祥の地であり、「ハンツマン」は国王、大統領、ココ・シャネルなど著名人が顧客に名を連ねている。
同社は1992年に創業し、天然素材に特化したニットブランド「bhf International」を立ち上げた。その後在庫問題でブランド継続を断念し、2000年に新ブランドをスタート。カシミヤ専門のカスタムオーダーメイドブランド「UTO」を立ち上げ、岩手県北上市の自社工場で1枚1枚“手のぬくもり”を込めたモノづくりを行っている。
同社のカシミヤニットは、編地を身頃・袖・襟などのパターン通りに編み、そのパーツを繋ぎ合わせる「成形編み」で製作。編地を裁断してつくる「カットソー」に比べると素材のロスをまったく出さずに作れるほか、縫い代の肌あたりが良く型崩れしにくく、心地よく着られるのが魅力。また大量生産ではなく、受注生産・オーダーメイドで作っているので、“あなたのための一着”を購入することができる。