宮城・松島離宮、秋の庭園を照らす「紅葉ライトアップ2025」を11月5日より開催

 丸山株式会社(宮城県刈田郡蔵王町)が運営する宮城県松島離宮(宮城県宮城郡松島町)は、2025年11月5日より「宮城県松島離宮 紅葉ライトアップ2025」を開催する。日本三景・松島の新たな夜の魅力を発信するこのイベントは、歴史ある地の秋を鮮やかに彩る。

宮城・松島離宮、秋の庭園を照らす「紅葉ライトアップ2025」を11月5日より開催

会場の松島離宮は、かつてマリンピア松島水族館があった場所に2020年に開業した観光複合施設だ。施設内には広大な日本庭園が広がり、イロハモミジやヤマモミジなど100本以上の木々が植えられている。秋が深まるとこれらの木々が一斉に色づき、一年で最も美しい景色を創り出す。

今年のライトアップは、赤や黄色に染まった紅葉が織りなす秋の風景を光で演出する。最大の見どころは、松島湾を模した水盤にライトアップされた紅葉が映り込む「逆さ紅葉」である。色鮮やかな紅葉が幻想的な世界を映し出し、訪れる人々を魅了する。このライトアップは、一般社団法人照明学会より2020年に照明普及賞を受賞しており、その美しさは折り紙付きだ。

さらに、今年は新たな演出として、色とりどりの和傘を屏風に見立てた「和傘の光屏風」が登場。水面に映る鮮やかな和傘と紅葉の共演が、より一層華やかな空間を創出する。また、プロジェクションマッピングも実施され、「時空を超えて巡る、松島の四季と歴史」をコンセプトにした壮大な映像が上映される。

開催日時は11月5日から11月24日、16時30分から21時まで(最終受付:20時45分)となっている。施設内には食堂やカフェ、お土産店も併設されており、ライトアップと共に食事や買い物を楽しむこともできる。

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