「KURADASHI.jp」を運営するグラウクスが青森県南部町と包括連携協定を締結
日本初のフードシェアリングプラットフォーム「KURADASHI.jp」を運営するグラウクス株式会社(東京都品川区)は28日、青森県南部町と、地場産品の食品ロス削減と販路の確立拡大による地方経済の発展に向けた包括連携協定を締結したと発表した。
同社によると、食品ロスの削減を図り、地方創生を推進する包括連携は日本で初めて。
同協定は、青森県南部町の食品ロス候補となる地場産品をKURADASHI.jpに出品し、商品販売益を南部町の一次産業従事者に支払うと同時に、青少年の健全育成や地域の健康づくり・コミュニティ活性化を支援する「B&G財団」へ売り上げの一部を寄付する取り組み。
同社は、2018年から南部町の農家4軒の依頼を受け、食品ロスになりえる産品を販売してきた。今後は南部町全体の食品ロスを削減し、一次産業従事者の所得向上を通じて地方創生につなげていきたいとしている。