「2019年夏休み 人気急上昇の旅行先トップ5」をスカイスキャナーが発表 トップ3を東北地方が占める

 国内外の航空券・ホテル・レンタカーの比較検索サービスを提供するスカイスキャナージャパン株式会社(東京都千代田区)は「2019年夏休み 人気急上昇の旅行先トップ5」を発表した。

 スカイスキャナー経由で予約された夏休み期間の往復便の席数を昨年と比較した結果、国内では秋田県、海外では韓国(大邱)が伸び率トップになった。

 国内を見ると、1位の秋田は伸び率が+246%(約3.5倍)。2位が+204%(約3倍)の青森県、3位が+152%(約2.5倍)の宮城県で、東北地方の県がランキングトップ3を占めた。

 同社によると、秋田県では特に東京(羽田)と大阪(伊丹)からの予約の増加が全体の伸びに貢献した。昨年1位だった青森県は順位を落としたが、ねぶた祭をはじめとするたくさんのお祭りが開催されるなど、夏休みの旅行先として順調に人気を集めている。宮城県は今年8月1日からエアアジア・ジャパンが初めて仙台-名古屋線の就航を予定するなど、さらにアクセスが向上する見込みだ。

 今年のお盆休みは最長9連休。国内旅行の予約席数が昨年の約2.1倍、海外旅行は約1.2倍で、国内への旅行の伸び率が上昇している。昨年と同様、国内旅行は連休前半に出発日が集中する傾向がみられ、ピークは8月10日となっている。

 海外旅行では韓国(大邱)がトップ。韓国ではソウル、プサンに続く 第3の都市として知られており、今年は+155%(約2.6倍)と圧倒的な伸びを見せ1位となった。

 調査はスカイスキャナー経由で予約された、7月15日から8月31日までの間に出発する国内全空港発の往復便の数を集計。昨年と比較して順位付けしたもの。

伸び率の高い国内旅行先都道府県トップ5(括弧内は前年同期比の伸び率)
1位 秋田県(246%増)
2位 青森県(204%増)
3位 宮城県(152%増)
4位 東京都(150%増)
5位 福岡県(146%増)

伸び率の高い海外旅行先国別トップ5(括弧内は前年同期比の伸び率)
1位 大邱(韓国)(155%増)
2位 ウラジオストク(ロシア)(105%増)
3位 ストックホルム(スウェーデン)(89%増)
4位 ブダペスト(ハンガリー)(79%増)
5位 ヤンゴン(ミャンマー)(77%増)

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