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凸版印刷ほか4社 秋田県秋田市で「エイジフレンドリーシティ」の実現に向けた高品質4K映像配信の実証実験をスタート!

 凸版印刷株式会社、株式会社ブロードバンドタワー、ブロードバンドタワーの連結子会社であるジャパンケーブルキャスト株式会社(3社いずれも東京都千代田区)、株式会社秋田ケーブルテレビ、秋田ケーブルテレビの連結子会社である株式会社ALL-A(2社いずれも秋田県秋田市)は、超高精細・高品質4K映像によるヒーリング効果や集中力の向上が期待できる新たな映像配信サービス「Natural Window for CATV」を、秋田市の後援を受けて市内の高齢者入居施設および個人宅への実験配信をスタートした。

 「Natural Window for CATV」は、2017年より提供している超臨場感環境ソリューションとして凸版印刷が開発した「Natural Window」の超高精細・高品質な4K映像コンテンツ。各局各社の技術力や情報配信ネットワーク力を集結させた、家庭用4K対応テレビへの配信による実証検証中のサービスだ。実証実験は、2019年11月から2020年6月までの期間に行われ、サービス導入が高齢者の社会参加のきっかけとなるか、高齢者の社会参加を促すことで高齢化率・人口減少率が全国トップの秋田市の重要課題である、社会インフラの維持および労働力不足の解消につながるかという点を検討する。

 後援の秋田市では、WHOが提唱する世界的な高齢化・都市化・都市の高齢化に対応するプロジェクトである「エイジフレンドリーシティ(高齢者にやさしい都市)」を推進しており、5社はその取り組みに貢献することを目的として今回の実証実験に至った。

 今回第一弾の調査として、入居者や施設関係者、個人宅の方々へアンケートを実施。アンケートから改善すべき内容に関する意見を、さらなるサービスの質の向上へつなげる意向だ。今後も5社は、「エイジフレンドリーシティ」の実現に向けた活動や、国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の達成への貢献を目指したサービス・市場開発を推進し、「Natural Window for CATV」サービスのブラッシュアップや効果検証および調整を進め、本サービス化を目指すとしている。

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